グリセリンフリーにする効果は?メリットとデメリットがある。

 

グリセリンはかなり安全性の高い保湿剤だし、刺激もほとんどありません。

値段も安いので肌を保湿するにはかなり良い成分なのです。

 

優秀な成分なので、たいていの基礎化粧品(特に乳液やクリーム)にはグリセリンが入ってます。

高保湿を謳ってうたっているアイテムには濃グリセリンが入っていることも多いです。

 

ところが、グリセリンが配合された化粧水(グリセリン入りのローズウォーター)を使ったところ、肌の調子が目に見えて悪くなりました。

 

どんな風に肌の調子が悪くなったかというと、ニキビができるとかいうわけではなく、肌がべたつく感じがするのと、毛穴の開きが目立つのと、たまに肌が痒くかゆくなったんです。

 

肌が痒くかゆくなるってちょっと心配になりますよね。

 

成分はオーガニックのダマスクローズ水のみというLeven Roseのローズウォーターを使うと肌の調子が悪くなったりしないので、もしやグリセリンが合わないのでは?と考えるようになりました。

 

でも、今までもグリセリン入りの化粧品を使っていても、そこまで違和感はなかったんで本当にグリセリンが合わないのかどうかはわかりませんが。

 

とにかく、いろいろと調べてみると、グリセリンが肌に合わない人が一定数いることを知りました。

そして、その方たちはグリセリンフリー(通称:グリフリ)を実践していることがわかったのです。

 

グリセリンフリーにしてから、

  • 皮脂分泌が減ってテカらなくなった
  • 毛穴の開きがマシになった
  • 肌が赤黒くなくなった(白くなった)
  • コメドができにくくなった
  • 肌の黒ずみが解消された

などという肌への効果を実感している人が多いんですよ。

 

脂性肌の人とか、ニキビができやすい人はグリセリンフリーにしてみる価値はある気がします。

 

ただ、やはりグリセリンという優秀な保湿剤を断つことになるので、

  • 肌が乾燥してガビガビになった
  • 化粧するとウロコのようになる
  • 乾燥によるシワが増えた

などという弊害もあるようです。

 

とりあえず、完全ではないけれどもグリセリンフリーのスキンケアを実践してみることにしました。

 

 

グリセリンフリーにする効果。メリットとデメリット

 

先ほども書いたように、グリセリンフリーにする効果として下記のことが期待できます。

  • 皮脂抑制
  • 肌の赤黒さが軽減
  • 肌の赤味が軽減
  • コメドができにくい
  • 毛穴が目立ちにくい
  • 毛穴の黒ずみ解消

 

ただし、グリセリンは吸湿性が高くて優秀な保湿剤ですし、肌にもともといる菌(常在菌)が皮脂を分解したときにも作られます。

だから、絶対にダメというわけじゃなくて、おそらく量の問題なんだろうなと思うんです。

 

私自身もグリセリンが入っているものを使っても、肌の調子がよいものもありますから。

 

最近でこそニキビはあまりできなくなったけど、Tゾーンがオイリーなのでグリセリンフリーの方が良さそうです。

 

今まで使ってきたスキンケア商品でも使い心地がいいなと思うものはサッパリした使用感のものでしたし。

おそらくグリセリンが入ってないか、入っていても少量のものを気に入って使ってたんだと思う。

 

 

グリセリンフリーにするメリット

 

グリセリンフリーのスキンケアや化粧品を使うことのメリットは、効果のところでも書いたように、肌がキレイになることですね!

 

グリセリンが肌に合わない場合は、グリセリンフリーにすることで肌質がよくなることが期待できます。

 

詳しくは後述しますが、とある研究結果から、ニキビができやすい人はグリセリンフリーにする価値はあると思います。

 

 

グリセリンフリーのデメリット

 

グリセリンフリーにするデメリットは肌が乾燥すること。

このデメリットの影響は大きいですね。

 

肌が乾燥するとシワにもなりやすいし、化粧ノリが悪くなります。

 

だから必要以上にグリセリンを抜くと酷い乾燥に悩まされそうですね。

 

グリセリンフリーのデメリットを解消するには、グリセリン以外で保湿してあげる必要があります。

 

グリセリンの代替手段としては、

  • セラミド
  • コラーゲン
  • ヒアルロン酸
  • アミノ酸

この4つくらいが考えられます。

 

普段からグリセリンがたっぷり入った高保湿化粧品を使っていても不調じゃない人はグリセリンフリーにすることはおすすめしません。

乾燥するだけだと思うから。

 

 

グリセリンはニキビの原因となるアクネ菌が増殖しやすい成分

 

グリセリンはかなり安全性の高い保湿剤なのですが、ニキビの原因となるアクネ菌が増殖しやすい成分なので、ニキビができやすい人は要注意です。

 

グリセリンはアクネ菌の栄養源になりやすいという研究結果があるんです。

各種保湿剤の資化性

各種保湿剤がアクネ菌の栄養源となりうるのかを検討するために、保湿剤をアクネ菌に与えてその増殖率を測定しました。使用した保湿剤は、1,3-ブチレングリコール、グリセリン、3-メチル-1,3-ブタンジオール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、トレハロース、D(+)-グルコース、D-ソルビトール1,3-プロパンジオール、キシリット、DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム、トリメチルグリシン、ラフィノース、グルコシルトレハロース/水添デンプン分解物混合溶液となります。

1,3-ブチレングリコール、3-メチル-1,3-ブタンジオール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、トレハロース、1,3-プロパンジオール、キシリット、DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム、トリメチルグリシン、ラフィノース、グルコシルトレハロース/水添デンプン分解物混合溶液は、無添加と同程度の増加率であったため、アクネ菌に対する資化性は非常に低いと考えられます。

グリセリン、D(+)-グルコース、D-ソルビトールは高い資化性を示し、特にグリセリンは通常の増加率よりも約4倍の増殖を示しました。

 

※資化性(しかせい)とは、「微生物が、ある物質を栄養源として利用し、増殖できる性質」を示す言葉

 

サティス製薬の研究結果をみて、ニキビ用の化粧品の多くはグリセリンフリーのものが多いのだと妙に納得しました。

 

興味深いのは、グリセリンはアクネ菌の栄養源になりやすいのに、グリセリンから作られるジグリセリンはアクネ菌の栄養源になりにくいということ。

 

グリセリンフリーを実践するにしても、ジグリセリンは使ってもいいのかもしれないですね。

ちなみに、ジグリセリンもグリセリンと同じように保湿剤として使われています。

 

 

グリセリンは悪者ではない!安全性も高く刺激もほとんどない

 

ただ、このグリセリンのアクネ菌の増殖に関しての研究結果については最近読んだスキンケア本の『美容常識の9割はウソ』に医師の見解が書かれてありました。

 

つまり、グリセリンは「アクネ菌の増殖につながる」という結果が出たのです。しかし、実際にニキビが増えることを証明したわけではありません。

(中略)

ただし、だからといってグリセリンがよくない成分だという話にはなりません。

(中略)

こうしたデータから判断すべきは、グリセリンが成分として肌に良いか悪いかではありません。化粧品に配合されている成分には、必ず二面性があります。どんな成分にもメリットとデメリットがあるのです。
化粧品の相性に個人差があるのも、そのためです。

美容常識の9割はウソ

 

グリセリンが良い、悪いという判断をするのではなく、あなたの肌に合うか、合わないかで判断しましょうということですね。

 

グリセリン配合の化粧品を使うと肌の調子が悪いと感じるなら、グリセリンフリーを実践する価値はあるでしょう。

 

でも、ニキビができやすい肌だったとしてもグリセリン配合化粧品を使っても、肌の調子が特に悪くならないのであれば、わざわざグリセリンフリーを実践しなくても良いような気がします。

 

 

グリセリンフリー実践時の化粧水の選び方

 

化粧水にはベースとなる成分が約90%ほどを占めるといわれています。

 

化粧水の成分一覧を見てみると、成分がずら~っと書かれてます。

化粧品の場合は、成分は配合量の多い順に書かれてあります。

 

よく言われるのが、上位5成分で約90%を占めるということ。

 

化粧水に限らず、乳液や美容液、クリームでも同じですが、上位5位以内にグリセリンが書いてある場合は、それなりの量のグリセリンが配合されていると考えてください。

 

完全にグリセリンフリーにしないのであれば、成分表示の最後の方にグリセリンと書いてあったら、ほとんど配合されていないので使っても大丈夫です。

 

私はゆるくグリセリンフリー実践中なので、肌の乾燥が非常に気になる場合はグリセリン入りのものも使ったりしてます。

 

 

化粧水のベースとなる成分について

 

化粧水のベースとなる成分は、

  • BG(ブチレングリコール)
  • PG(プロパンジオール)
  • DPG(ジプロピレングリコール)
  • グリセリン
  • エタノール

などです。

 

どれも、よく見る成分ですよね。

 

グリセリンフリーにするには、このベースとなる成分にグリセリンを含まないものを探さないといけません。

 

 

化粧水に含まれるBGって何?

 

BGってよく見かけるけど、今まで気にしたことはありませんでした。

 

BGはグリセリンよりも低刺激の成分で保湿剤としても使われるし、防腐剤やビタミンCの酸化防止剤としての効果もあるようです。

 

 

化粧水に含まれるPGやDPGって何?

 

DPGはPGを作るときにできる副産物。

PGは皮膚への刺激が強い物質らしいけれども、DPGはPGに比べると刺激が弱く安全性が高いです。

 

DPGも保湿剤や防腐剤として使われています。

 

また、DPGはアクネ菌の増殖を招くこともないそうですよ。

 

グリセリンフリー実践中の化粧水選びは、ベースとなる成分にグリセリンが使われてないものを選んでくださいね。

 

 

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