
合成洗剤は汚れを落とす力はすごいけれど、やっぱり手荒れが気になりませんか?
冬場はお湯で洗うので、合成洗剤とお湯の組み合わせは手荒れしやすくなります。
でも、石鹸だと合成洗剤に比べて、手肌に手荒れしにくい。
ナチュラルクリーニングを取り入れてからは、なるべく合成洗剤を使わないように心掛けているので、食器洗いも石鹸でするようになりました。
今でこそ食器洗いも石鹸でやるようになったけれど、実は一度石鹸での食器洗いに挫折しています。
どうして挫折したのか?
それなのに何故、今は石鹸を使って快適に食器洗いができるようになったのか?
石鹸を使った食器洗いのメリットやデメリットについて書いてみます。
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石鹸での食器洗いのメリットとデメリット
では、石鹸で食器を洗うメリットとデメリットについて書きますね。
石鹸での食器洗いのメリット
石鹸での食器洗いのメリットは3つ。
- 手肌にやさしい
- 泡切れがよいのですすぎがラク
- 洗い上がりがキュッキュして、スッキリ洗える。
石鹸で洗う一番のメリットは、石鹸は合成洗剤よりも安心な成分が使われていることでしょうか。
手荒れもしませんし。
主婦性湿疹などで悩んでいる方なら、合成洗剤から石鹸に切り替えてみる価値はあるかと思いますよ。
石鹸での食器洗いのデメリット
- 合成洗剤で洗うよりも手間がかかる
- ためすすぎができない
- 揚げ物をした鍋は2度か3度洗いが必要
石鹸で食器を洗う場合は、合成洗剤で洗うよりも手間がかかるのはデメリットです。
合成洗剤はためすすぎをするけれど、石鹸ではしない方がいいです。
ためすすぎをすると、一度離れた汚れが石鹸カスとなって再び付着してしまうのです。
石鹸での食器洗いを一度は挫折した理由
石鹸での食器洗いを止めた理由は、油汚れがキレイに落とせなかったから。
石鹸での食器洗いを挫折したときに使用していた石鹸は、台所用の純石鹸でした。
純石鹸は手肌には優しいのは事実だけれども、残念なことに油汚れをしっかりと落とす力はなかったです。
食器は食洗機におまかせなので何も問題はないけれど、お鍋やフライパンなどは手で洗います。
天ぷら鍋とか、炒め物をしたフライパンなど、油をたくさん使った料理をした日の洗い物はそれはもう、ひどいものでした。
油汚れがひどい物を石鹸で洗うと石鹸カスだらけでベタベタ、ヌルヌルが取れずにシンクまで汚れてしまう始末。
そして挫折してしまい、合成洗剤に戻りました。
やっぱり市販の洗剤は油汚れには強いなぁと思います。
誰でも簡単に洗い物ができてしまいますから。
それだけ強力ならデメリットもあって、手肌に優しくない。
合成洗剤で一番イヤなのは、合成洗剤だとどれだけ濯げば洗剤が落ちているのかわかりにくいこと。
だから、できれば石鹸で洗いたかったのです。
液体石鹸で食器洗いしてみた
本格的にナチュラルクリーニングをやりだしてからは、やっぱり食器洗いも石けんでやりたいという希望はありました。
でも、ためらいもあったのは確かです。一度、挫折してあきらめてますからね。
先ほども書いたように、以前に使っていたのは固形石鹸(純石鹸)でした。
純石鹸というのは、石鹸成分だけでできているものなので、油汚れなどのひどい汚れを落とすにはパワーが足りないのです。
無添加台所用せっけん固形140Gを使って洗っていたのだけど、私には上手に使いこなすことができなかったので、再チャレンジは台所用の液体石鹸でやりました。
台所用液体石鹸で食器洗いにチャレンジ
使ったことのある台所用の液体石鹸はアラウとミヨシの台所用せっけんの2種類
どちらも合成界面活性剤、合成香料、着色料、保存料無添加ですが、アラウはハーブの天然精油が入っているので良い香りがします。
- arau.(アラウ)の成分は純石けん分(30%脂肪酸カリウム)
- ミヨシ石鹸は純石けん分(28%脂肪酸カリウム)
洗浄力はどちらも同じようなもので、あまり変わりなし。
最大のデメリットは、油物を調理したあとのフライパンなどの汚れは液体せっけんでは、やはり落ちにくいこと。
台所用液体石鹸に炭酸塩を混ぜてみたら…
洗浄力は純粋な石鹸成分だけだから、油汚れが落ちにくいのではないかと考えました。
そこで、私が試したのが液体石鹸に炭酸塩を混ぜること。
炭酸塩を混ぜることで洗浄力が上がりますからね。
そして、液体石鹸に炭酸塩を混ぜると、ゼリーのようにプルンプルンに固まってしまったのです。
これではボトルが詰まってしまって出てこないので、水で薄めて使えるようにしました。
そしたら、洗浄力は各段にあがりました!!
油汚れでも落ちるようになったのです。
台所用石鹸のおすすめを紹介。食器洗いがストレスなくできる
液体石鹸でも炭酸塩を適量混ぜれば、油汚れに強くなることがわかったけれど、ポンプは詰まるし、なによりも炭酸塩を混ぜるのが面倒(^^;)
そこで、以前は固形石鹸で失敗したけど別の固形石鹸で再チャレンジしてみたのです。
台所用石鹸のおすすめは暁ローブの固形石鹸
再チャレンジは、台所用ではなく洗濯用の固形石鹸で試してみました。
そしたらですね、すばらしく快適に食器洗いができるようになったのですよ。
使ったのは固形石鹸の暁ローブ。
純石鹸と暁ローブの固形石鹸で何が違うのでしょうか?
暁ローブの成分は純石けん分(82%脂肪酸ナトリウム)、けい酸塩です。
ケイ酸塩が配合されているために、油汚れに強いのです!
ケイ酸塩は強い成分なので手肌が弱い人は手が荒れるかもしれませんからゴム手袋をした方がいいかもしれません。
暁オリブの台所用石鹸は手荒れしやすい人でも使える石鹸
大量に買い込んだ暁ローブの固形石鹸がなくなってきたので、また注文しようと検索すると、台所用の石鹸が暁石鹸から発売されていることを知りました。
そこで、買ってみたのがオリブ キッチンソープです。
キッチンソープの成分は、脂肪酸ナトリウム(石鹸)と珪藻土です。
珪藻土って聞いたことありますよね?
珪藻土は水分や油分を大量に保持することができるので、バスマットに利用されたり、耐火性と断熱性に優れているため塗り壁として使われたりもしています。
オリブキッチンソープは珪藻土が含まれているため、細かい粒子があって研磨剤の役目も果たしているので、ちょっとしたコゲだったら、落とすこともできるのです。
油汚れもきちんと落とせるし、かなりの優れものなので、おすすめです。
ただし、売っているお店が少なくネットでもなかなか手に入らないようになりました。
やっぱりおすすめは、暁ローブの固形石鹸ですね。
食洗器用のおすすめ洗剤はエコベール
調理器具を洗うのは固形石鹸で手洗いだけど、食器を洗うのは食洗機を使ってます。
使っているのはエコベールの洗剤。大容量で低価格、しかもキレイに洗えるのでおすすめですよ。
レビュー
食器洗い用スポンジのおすすめはパックスナチュロンのスポンジ
パックスナチュロンのキッチンスポンジは、すご~くいいです。
自信をもっておすすめできるスポンジ。
スポンジの目が粗いので空気をよく含みます。
だから、泡立ちがすごく良いうえに泡切れも早いという優れもの。
しかも、スポンジの目が粗いからすぐに乾くので衛生的にもおすすめできます。
しかも、お値段はお手頃価格なのにも関わらず、なかなかヘコタレナイので1か月以上は十分に使えます。2~3か月でも大丈夫かも。それはちょっと言い過ぎかな?
暁ローブの固形石鹸やオリブキッチンソープとのセット買いがおすすめです。
まとめ
固形石鹸の暁ローブやオリブキッチンソープと出会ったことで、食器洗いも合成洗剤から石鹸へと無事に切り替えることができました。何でも色々と試してみるものですね。
これで我が家からはだいぶ、合成洗剤はなくなってきました。
今回のことから学んだことは、液体石鹸に炭酸塩を混ぜるとゼリーみたいに固まってしまうということ。これには本当にビックリしました。
水で薄めると使えるようになりましたけどね。
そして、洗濯用の固形石鹸で食器洗いをするとすばらしく汚れ落ちがよくなりました。液体石鹸に炭酸塩を混ぜたものよりもよく落ちると思います。
これからは食器洗いは固形石鹸でやりたいと思います。
なかなか売っているお店が少ないのが難点なんだけど…。ネットで買うことをおすすめします。