久々に重いテーマの児童文学を読みました。

 

子供が先に読んだのだけど、一度読み始めたら止まらなくなって、あっという間に読み終えてました。

そして、泣いているのですよ。

 

本を読んで泣くなんて、どうしたの? そんなに悲しかった?

子供
このお母さん最低なんだよ! 一回読んでみて。すごく腹が立つから。 バレッタのところとか、どんぐりのシーンは悲しかった。 こんなお母さんじゃなくてよかったよ。

 

読んだ本は”いとうみく”さんのカーネーション (くもんの児童文学)です。

 

私も読んだのですが、小学生が読むにはかなり重く難しいテーマです。

 

小学生の子供はやはり主人公の日和(ひより)目線で読むのだけど、もし自分が日和と同じ立場だったら悲しくてたまらなかったのだと思います。

 

 

 

カーネーション いとうみく(著)

 

 

作者のいとうみくさんは、児童文学作家で有名な本をいろいろと書かれています。

絵はよるくまで有名な酒井駒子さん。

我が家もよく寝る前に読んでました。

 

まず、カーネーションの帯が衝撃的です。

 

どんなに願ったって、祈ったって、母はあたしを好きにはならない

カーネーション (くもんの児童文学)

 

カーネーションのあらすじ

 

あまり詳しくは書かない方がいいと思うので、簡単に紹介しますね。

 

主人公の日和は中学生で、年の離れた幼稚園児の妹がいます。
母親の愛子は妹ばかりを可愛がるんですよ。

日和への接し方と全く違う。

 

日和は母親から嫌われていることに気付いたのは小学2年生で、妹が生まれた時でした。

このときのエピソードもたまらなく悲しい…。

 

母親に愛されていないことに気付きつつも、妹に向ける笑顔を自分にも向けて欲しい。

なぜ、自分だけが母親から嫌われ、妹だけを可愛がるのか、日和にはわかりません。

母親自身も娘の日和を愛せないことで苦しんでいます。

日和を愛したいのに、愛せない。

 

父親もそのことに気付きつつも気付かないふりをしています。

 

そして、物語が大きく動く事件がおこるのです。

 

 

カーネーションを読んだ感想

 

最後は、ハッピーエンドではないけれども、少しは希望を感じさせてくれる終わり方をしているので、読み終えた子供の気持ちも少しは救われたと思います。

 

こういう母娘の形、家族もあるのだなと子どもが知ってくれたら、と思います。

 

我が子は、母親の愛子に対してすごく怒ってました。

母の誕生日プレゼントに買ったバレッタのシーンや保育園時代のどんぐりのシーンが悲しくてたまらなかったそうです。

どうして、お母さんなのにあんなことするの?信じられない!!って怒ってましたね。

 

 

まとめ

 

カーネーションを読んで、家族にはいろいろな形があるのだということを子供なりに理解してもらえたかなと思います。

 

驚いたのが、普段は一気に本を読み終えるということはないのに、カーネーションは数時間かけて時には涙を拭きながら真剣に読んでました。

 

読みだしたら止まらなかったんでしょうね。

小学校高学年のお子さんをお持ちの方は親子で読んでみてはいかがでしょうか。

 

小学校低学年におすすめの本も紹介しています。

参考 知識は宝物、読書の習慣をつけよう!!小学校低学年におすすめな本

 

 

 

 

スポンサーリンク
おすすめの記事